Vol.3 アメリカで感じたマッスルの奥深さ

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石橋秀樹 Vol.3 アメリカで感じたマッスルの奥深さ

多分、単純に日本でクルマが好きというと、もちろん環境や条件が影響しますからしょうがないと思うんですが、やっぱりクルマが好きな人というのは"クルマ好き"という、なんか別枠みたいなところがあって、例えばレースを見に行くとか、クルマのイベントに行くとかいうと、クルマが好きな人だから行く、というスタンスだと思うんです。アメリカの場合というのは日常に自動車というものが直結していますし、おそらく日本でいったら自転車だったりとか、自転車好きでなくても自転車は必要で持っているんですけれども、それと恐らく変わらないんだと思う。でもどうせ自分が持っているものだったら、自分の趣味に合っているものを選ぼうかというものは当然あると思うんで、だから恐らく日本でクルマ好きです、マニアです(例えば僕)という人、というのは普通のそうじゃない人から見ると、凄いこだわっていてマニアなんだと思われている。その僕でさえアメリカのクルマ好き、マニアと比べた場合、多分僕のレベルなんか、普通かそれ以下にすぎないと思う。僕はアメリカに行くと、凄くそれを感じますね。やっぱり日本に居ると凄くこだわっていて、マニアックだねと言われることはありますけれども、アメリカだと言うほどそうじゃない。(しかもアメリカはおおらか)詳しくなければいけないとか、逆に詳しいからいいんだというのも逆にない。詳しくなくても純粋に好きならクルマ好き、これがなんでしょう、受け継がれている感じがする。若い世代であっても普通にマッスルカーというのはカッコイイものと認識されているし、そう思っている人は非常に多いと思うんですね。それが買えるから、とか買えないからというのは関係ないという感じが凄くする。1台の自動車として(アメリカンマッスルは)素敵なカタチをしているな、と受け止められている気が凄くする。だから詳しくないといけないというところが日本の場合は凄くありますが、全然そういうところが(アメリカには)ないですよね。だってこれを見てカッコいいなと感じて、で、本当に買うかどうかは分からないけれども買えるんだったら買いたいな、というぐらいに思っている人というのは多分凄く多いと思いますね。だからそれがミニカーであったり雑誌であったりというのもいいんですけれども。言うほどこだわっていなくてもカッコいいなと思うものがミニカーで身近に売られていて、それが普通に買えるものだから、別にミニカー・コレクターでないけれども、これが素敵だから買ってみる、だから女の人であったり、叔母さんだったりでも買う人は(アメリカでは)居ますよね。日本ではそれを買う人というのはマニアじゃないと買わないなんているところがありますからね。その差はありますよね。自然なんでしょうね。そうかと思うとマニアックな人は、もう本当にメーカーの人より詳しいじゃないかというレベルの人も居る。とことん調べあげたりとか、クルマも実際に、もちろんお金がないと成り立たないことではありますが、ミニカーと同じように何十台もコレクションしているなんて人も居ますよね。ただなんでしょうね、多分それは僕らにとってはアメリカ車というと外国のクルマですし、身近だっていっても、世代によっても全然違いますから、その差というのは大きいんでしょうけれども、アメリカの人にとっては全然身近なものなんでしょうね。ただ今現状、こんだけ価値も上がってしまっているし、現存台数も少ないので、誰もが手に入るものではなくなっているのは確かですし、それを言うと日本なんかより遙かにヨーロッパだったりドイツやニュージーランドなんていう国の人たちも買えない(憧れのクルマ)というイメージで再認識されていますから、あの、そんな国の人たちもアメリカにそんなクルマやイメージを探し求めて行っている人もたくさんいますんで、それで言うと例えばそういうアメリカのクルマが集まるイベントなんかだったりって、もうそれこそ10年前、15年前にボクんばんかが足を運んでも日本人に出くわすことも少なかったし、他の国の人もほとんど居なかった感じですけれども、今は本当にありとあらゆる国の人が来ていますよね。そんぐらいやっぱり世界的にそうなっているんだと思いますね。それはやっぱりダイキャストだったりそういう他のものでの露出というのも大分増えていますからね。だからその差は大きいでしょうね。

NEXT更新予定>>Vol.4 往年のアメリカンマッスルと現在のアメリカンとの違い

PROFILE>>
石橋秀樹(いしばし ひでき)
イグナイトマガジン代表

初めてのマイカーに1973年カマロを購入!
乗った瞬間グレートV8に完全KO!
以後アメ車伝道師となる。ミニカーにも詳しく、
自らホビーショップ
HOTWIRE Direct Collectionを主宰。

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