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Vol.4 往年のアメリカンマッスルと現在のアメリカンとの違い

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石橋秀樹 Vol.4 往年のアメリカンマッスルと現在のアメリカンとの違い

60年代初頭ぐらいですかね、自動車のレース、もう多分日本なんかと違って自動車のレースというと自動車好きのマニアが見るものというイメージが強いじゃないですか? だけど、言葉のとおり(自動車レース)というのは自動車を使ったスポーツであって、純粋にスポーツの延長線上として楽しんでいるわけですよね。それはやる、やらないじゃなくて、見る側にしてみてもそうだと思うんですね。(ボクはNASCARなんかを見に行って思ったんですけれど、普通のおじさんやおばちゃんがたくさん来ている。レースというより野球観戦のイメージかな、とにかく1レースで20万人以上の人を集めるんだから凄いですよ)そんななかで速いクルマというのは魅力的なわけです。で、実際に自分が買うクルマもレースで活躍して、速いクルマはやっぱりかっこよく見えるし、そんなクルマに乗りたいという気持ちが当然出てきますから、それがもっと今より(60年代から70年代初頭は)直結していたんだと思うんですね。レースで速かったクルマというのは、そのまんま売上げに直結していた時代というのがありますから、クルマもとにかく速いクルマを作ろうと、でもそうなんだけど、あのヨーロッパのクルマと違ってベースになるのは、どこにでもあるファミリーカーのセダンだったり乗用車が叩き台になって、それを言ってみればメーカー自らがモデファイして、メーカー純正のホットロッドを作った、で、そういうクルマがどんどんいっぱい出てきていたんでしょうけれど、70年代入ってから排気ガス規制がでてくることでニーズからそれが変わってきちゃうんですよね。(高性能車の)ニーズはあったんだと思うのですが、それを状況が許さない。やっぱりそういうクルマが作れなくなってきたんで力じゃなくて、こんどは魅力を違う方向に向けてくるんで、今度は豪華さであったりとか、力そのものではなくてカタチで空気抵抗をよくしてみたりとか、いう風にだんだんとスイッチしていっちゃうわけですよね。

「GSRカーズについての感想」

ミニカーというと、まぁ当然、これはとくにそうですけれどもマスタング(シェルビー)という実車があって、スケールダウンしている。ですから純粋にスケールダウンされたものとして考えると、完璧な作りになっていると思う。ただアメリカにブランドだったりとかは、悪く言うと作りが悪い、でもよく解釈すると味があって、メーカーによってなんでしょうねカラーがあったりする。その目で見るとなんでしょうね、ボクは初めて見たとき一番感じたのは、いわゆるレジンキット、精密に出来ているレジンキットを素人の人が作ったんじゃなくて、プロのモデラーみたいな上手なひとが"どうだ!"と言って組み上げた一品物にしか見えなかった。だからそういう意味で言うと出来すぎちゃっている感じが凄くあります。だからこの調子で、逆に出来過ぎちゃっているんで、それでいてマスタング(シェルビー)で、もうマッスルカーのなkではチャンピオンじゃないですか、それでハンサム、だからなんかこの出来過ぎちゃっているなかで、すでに次ぎに期待してしまっている。個人的にはだらしないクルマを1回作ってくれないかな、なんて、たとえばトラックなんか、だからこれ多分、あそらく日本の人、とくにアメリカより日本の人というと実車に対していかにリアルに完璧に作られているかがミニカーの良さであるとすれば、その意味ではこれはまず間違いなく魅力を感じ取ってもらえると思います。ただしこのサイズで、よく出来ているんですけれど、その本当によく出来てる感じというのは写真だとなかなか分からないんだと思う。変な話し、きれいに写真を撮って、背景が分からないような撮り方をすると、多分大きさが全然、サイズって分からないと思いますよ。だからなんか小憎らしい感じですよね。そういう意味で言うとね。多分、アメリカ車に興味あるなしはともかくとして、とくにヨーロッパのオーセンティックなサイズじゃないですか、1/43スケールって、そういうものをとくに好きでコレクションされていた方なんかが、いいなとすぐに思える内容になっている。ただそこで、ホットホイールであるとか、そういうもうちょっとオモチャ的なものが好きな方でも、今度は車種がまさにアメリカンマッスルなんで、そういう人なんかからもクルマとして刺さるものが今後もでてくるんじゃないかと思います。

「ミニカーコレクションの楽しみ」

実際に僕もこういうことをしているわけですし、これだけのものに埋もれているんですけれども、自分自身は意識的にコレクションしたという意識はない。実車が手に入ったらなおいいでしょうけれども、好きなクルマが手にのっかるものとして手に入る楽しさ、そこじゃないかと思うんですね。好きなキャラクターのフィギュアが欲しくなったりするのとまったく一緒。当然、同じクルマがたとえばマスタング(シェルビー)というものがあって、カラーの違いとかいろいろある。それでマスタング(シェルビー)のミニカーを1台持っていればそれでいいのか、というとやっぱり違う。違うメイクでこの車種だとこの雰囲気がいいな、とか、そうすると自然に数は増える一方で、で、いっぱいになっちゃうんですよね。たまに何個あれば気が済むんだと言われるときがあるんですけれども、何個あってもいいわけで、単純に欲しいクルマが多ければ多いほど買う物も多くなっちゃう。気が付くと置くところがなくなちゃう。だから多すぎるのもいろいろあるかもしれないですね。やはりその逆で、実際にカッコいいなと思っているクルマなんだけれども、実際には見たことがないクルマというのもある。それがやっぱり写真とか寄りもミニカーのように立体になっているとそのクルマがこうなっているんだとか、逆に実車が好きになるパターンもある。逆にボクはアメリカ車とかヨーロッパ、外国のクルマは見たことがないクルマがいっぱいあるわけで、やっぱりそこからそのクルマが好きになることも多かった。刷り込みというか、好きだからそのクルマのミニカーを買う場合もあるけれども、ミニカーを買ったことで実車を好きになるケースもあると思い生ますね。いいなと思うクルマはまずミニカーを買って、より魅力を知ることは自然だと思いますね。いろんなカラーを手に入れたりして、好きなものにたくさん囲まれているのは幸せなことじゃないですか。  ボク自身もそうなんですが、ここみたいに好きなものが置いてあるわけだから嬉しいじゃないですか、それを卓上でも再現できるとか、友達のと並べてみたりとか、やっぱりそのまんまスケールダウンしたということなので、やっぱり自分が理想とする夢のガレージというのもがると思いますが、それをミニカーで再現してみるというのが楽しいし、実際には不可能な夢のようなことでも、現実的に考えたら1台しか持てないことでも、自分の理想みたいなところが再現できるのは(ミニカーコレクションの)魅力なんだと思います。

PROFILE>>
石橋秀樹(いしばし ひでき)
イグナイトマガジン代表

初めてのマイカーに1973年カマロを購入!
乗った瞬間グレートV8に完全KO!
以後アメ車伝道師となる。ミニカーにも詳しく、
自らホビーショップ
HOTWIRE Direct Collectionを主宰。

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