決勝レース(66Laps) 13:30-
気温21度。天気は曇りでしたが、雨が降ることはなく、ドライコンディションのまま進行しました。
レースは1周目の1コーナーでいきなりGT500車両数台が接触、これによりパーツが2コーナーに散乱してSC導入となる波乱のスタートを切りましたが、SCはこれ一度きりで、今シーズンの各レースに比べたら落ち着いたレース展開でした。
このレースを制したのは56号車のGT-R。予選6位から追い上げての優勝でした。2位は55号車、3位は65号車という結果になりました。
4号車はスタートをいつも通り片岡選手が担当し、9番グリッドからスタート。冒頭のSCが4周で解除になると、すぐさまプッシュ開始!7周に2号車をオーバーテイク、10周に96号車を抜いて7位まで順位を上げます。
そのまま25周まで順位をキープしてピットイン。谷口選手にバトンタッチしました。
フルサービスのピット作業を終えて16番手でコース復帰しますが、全車がピット作業を終えた38周でも14番手で、レース1から大幅にポジションダウンしてしまいます。
その後39周目には7号車にもパスされ、このレースでの最下位ポジションとなる15番手までポジションダウンしますが、ここから谷口選手の怒涛の追い上げがスタート。42周で5号車を、45周で25号車を抜いて12番手、続いて前を走る9号車が2回目のピットインを行った影響で11番手までポジションアップします。
勢いは止まらず、49周には7号車を抜き返して10位に順位を上げ、そのまま前を走る21号車をテールトゥノーズで追い続けます。すると53周の1コーナーで21号車が突然スピン。すかさずこれを抜いて4号車は9位に順位を上げます。
54周、レース終盤にも関わらず谷口選手はまだまだプッシュを続け、11号車に追いつきます。レースのライブタイミングにはギャップ0.028秒という表示!ほぼ横並びでホームストレートを通過し、そのまま11号車をオーバーテイク!8位まで順位を上げます。
この追い上げの間、谷口選手は2度ベストタイムを更新。残り2周となる58周でも自己ベストを叩き出す快走を続けますが、これ以上のオーバーテイクは叶わず、8位フィニッシュとなりました。