2025年のSUPER GTシーズンも残すところ2戦。今季、力強い走りをみせているGOODSMILE RACING & TeamUKYOは、ドライバーランキング3位、チームランキング1位という、シリーズチャンピオンを十分に狙える位置でシーズン終盤戦を迎える。
チャンピオン獲得に向け、今大会は絶対に落とせない重要な一戦だ。チームの目標はただ一つ、チャンピオンシップを争うライバルよりも多くのポイントを獲得することである。
シーズン第7戦となる今大会は、獲得ポイントに応じて課されるサクセスウェイト(SW)が、これまでの「ドライバーズポイント×2kg」から「×1kg」へと半減される。
しかし、ランキング上位を走る4号車と65号車は、依然として50kgのウェイトを搭載。それに加え、燃費と給油時間に大きな影響を与える2段階の燃料流量リストリクターが装着されるという、極めて厳しいハンデキャップを背負うことになった。
特にこのリストリクターは、3時間で2回の給油が義務付けられる今大会において、ピット戦略に大きな制約をもたらす。厳しい状況は予想されるが、チームは一丸となってこの逆境に立ち向かい、王座獲得へ向けて全力で上位を目指す。
【大会特別規則(一部抜粋)】
大会名称:2025 AUTOBACS SUPER GT Round7 AUTOPOLIS GT 3Hours RACE
当初のレース時間:3時間(180分)
当初のレース距離の2/3に相当する時間:2時間(120分)
当初のレース距離の75%に相当する時間:2時間15分(135分)
競技車両保管場所(パークフェルメ):ホームストレート上
今大会はレース距離を鑑み、以下の事項について下記の通りとなる。
1)タイヤの持込本数とマーキングタイヤの運用
ドライタイヤ6セット、ウェットタイヤ8セットまで。
2)第3ドライバー
第3ドライバーを登録することが出来る。
3)ドライバーに対する得点
第3ドライバーが起用される場合、決勝レースでの運転距離が50km(11周未満)の第3ドライバーには得点は与えられない。
4)ピットインの義務回数
決勝レース中、給油を伴うピットインを2回行うことが義務付けれれる。
ピットインの義務は先頭車両が5周回目の第1SCラインに到達した時点から先頭車両が最終周回に入るまでに完了しなければならない。
またSC中のピットインについては義務付けれた給油を伴うピットインの回数には含まれない。
〈時間レースでの運用、解釈について〉
・走行時間はコントロールラインを切った時間で管理される。
・スタート時はスタート時間(シグナルグリーン)からカウント開始される。
・ドライバー交代での時間管理については、ピットインの際にピットレーン上のコントロールラインを切るまでの時間が当該ドライバーの走行時間となる。
・コントロールラインを切ってからピットレーン出口のラインを切るまでの時間はドライバーの走行時間から除かれる(この時間をピット滞在時間とする)
・2スティント連続走行した場合もピット滞在時間はドライバー時間には含まれない。
・チェッカーについては、レース時間が経過した時点のラップリーダー車両にチェッカーフラッグが振られる。
・赤旗中断の間も時計は止まらず、レース時間に含まれる。しかし、赤旗掲示からレース再開までの時間はドライバーの運転時間から除外される。
【BoP(バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整)】
【予選Q1組み分け、サクセスウェイト】












